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故あって六本木のサントリー美術館に行ってきました。
現在やっている展示は、「国立能 楽堂コレクション展「能の雅(エレガンス) 狂言の妙(エスプリ)」というもの。
昨年5月に、水道橋の宝生能楽堂で行われた「浅井文義独立35周年記念 萌の曾」というのに行ったのがついこの間のことのようだけど、一年以上経ってるんだなあ。

サントリー美術館は東京ミッドタウンの中にあって、上品な感じの美術館だ。


案内の女の人とか白い、なんかデパガみたいな服着てた。

展示場は3階くらいに分かれてて、エレベーター使ったり階段使ったり。
人が少なかったので、じっくり見れた。
外国の人も3組くらいいて、1人で来てた男性が気に入ったらしい衣装の前で長いこと座っていたのが印象的だ。


年代もタイプも様々な衣装が数多くあったのだが、昔の衣装とは言え、パターンは洗練されてるし、色使いも鮮やか。絵柄の表現も、刺繍だったり、織り込みだったり、箔、手描きなど、いろいろな方法があって面白かった。金糸の豪華なのもいいけど、同じギラギラでも鉄線はまた味わいが違ってよかった。
女性用の袖の大きな着物でみっちり刺繍してあるやつなんか、重いんじゃないかなーとか思ってしまった。
しかしまあ、地味でも派手でも豪華です。

狩衣はなんか首まわりが円く開いていて、Tシャツみたいなカジュアルさが少し感じられた。まあ、狩用の、つまりはスポーツ着なわけだから、当然か?下に普通の着物みたいなの重ねるんだろうけども、直衣よりは動きやすいんじゃないだろうか。
配色も浅葱に金糸みたいな派手なものから、白地に白刺繍の上品なものまであって面白い。
舞台用だから派手なのか、実際に派手だったのかわからないけど。
私は狩衣が好きなので、一通り見た後もう一回見に行ってしまった。
うーん、狩衣は着てみたい。十二単よりも狩衣着てみたい。


能面もいろいろです。角度によって、また添える手つきによって、表情が変わるのがすごい。
そして扇の表現力。遠くを見るときの視線を表現したり、己を恥じる表情を表したり、本当に多彩だ。

狂言の面に「空吹(うそふき)」というのがあって、シンプルなひょっとこみたいな感じなんだけど(実際ひょっとこのモデルという説もある)、「蚊の精やたこの幽霊、きのこなどの役にも使われる」とか説明が書いてあって、そんな役が出てくる狂言があることに驚いた。ぜひ見てみたい!

きのこ役・・・気になるでしょう!
狂言はユーモアの舞台。現代でも笑えるってすごいよね。

能は、、ホラーとロマンスとドラマかな?
恋愛とホラー、ヒューマンドラマとホラーという印象。なんとなく怖さがある。
憎しみと愛は、能において大事なテーマなんだと思う。

般若や山姥、鬼、幽霊。人外のものを使うことで、生々しい人間の一面をよりドラマチックに描写しているような気がする。

ちょっぴり遠出だったけど有意義な1日になった。この展覧会は7月25日(日)までやってます。


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